2015年10月6日火曜日

アエロフロート


先週のニュースになっちゃいますが、ウクライナ政府がロシア二大航空会社、
アエロフロートとトランスアエロの国内乗り入れを今月25日から禁止しましたよねえ。

親戚同士が行き来する国だし、一時の気の迷いじゃないのか、と甘ちゃんのわたしは思っていたのですが、

今日、 旅行代理店から改めて、ウクライナは取り扱いませ~ん、のリマインドメールが来て、現実味を帯びてきたというか。

で、ふと思ったのは、ロシア二大航空会社って書いてあるけど、トランスアエロって、アエロフロートに買収されたんじゃあなかったっけ?

1ルーブル(約2円)の買収が物議を醸したのは記憶に新しい。

と思って調べたら、1年かけて買収を完了するらしい。そっか。

トランスアエロには特段いい思い出はないから、別にどーでもいいんですけど。

それより、買収が話題になったときネットに載った画像が面白かったのでご紹介します。




「トランスアエロフロート」と題したこの画像、

要するに二社が合体した名前なんですけど、なんでここで、コンチータが出てくるかというとですね、えっと、トランスをトランスジェンダーに掛けてるんですね。

注) コンチータは、昨年のユーロビジョンで優勝した「黒髭の美女」。 ロシア人が憎む同性愛者の代表格です。


って説明するとつまんないね。 ごめん(しょぼん)。


要するに、これはロシアならではのブラックユーモアなの。
ヨーロッパじゃ、性的マイノリティへの人権侵害だ、けしからん!となるんでしょうね。

昨年のユーロビジョンは、明らかに、同性愛プロパガンダ行為禁止法を成立させたロシアに対する「寛容の精神」ヨーロッパの政治的嫌がらせだったな。

まあ確かにロシア国民の同性愛者への差別感情は過激で容赦なかったりする。

一説によると、その昔、タタールのくびきのときにですね、一気に士気を挫く一番効果的な方法として、アレクサンダー大王が東方遠征で用いた手法を、つまり、そのう・・・男たちが陵辱されたらしいですよ。

で、その恐怖と怒りの記憶がDNAに刻みこまれた、と。

ま、要出典ですけど。


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