オウム真理教摘発に思う

火曜日、メトロのフリーペーパーに小さい記事が載りました ↓

「モスクワ市内のアパートに潜伏、ヨガ教室を偽りモスクワ市民を勧誘していたオウム真理教が摘発される」

地下鉄サリン事件からもう20年も経ったというのに、
しぶとい集団だな。

 この不況に乗じて庶民の病んだ心に取り入っていたのか。
摘発されてよかったよ～。

ソ連崩壊後の混乱時もえらい勢いで信者を獲得していたからな～。

このニュースは翌日、時事ヘッドラインニュースで
日本でも流れましたね　↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000014-jij-int




それはそれでよかったんですけどね。

なんで今なのかなあ、なんて。

急に見つかったわけでもないでしょうに。


実はね、

同じ日に イスラム開放党 のアジトも摘発されてるんですよ。

注）　Hizb at-Taḥrīr (Party of Liberation）

24ヶ所におよぶ大規模な捜査の末

テロ資金調達、過激思想をアジった疑いで、20名の容疑者が拘束されました。

さらに先週の日曜日(10月11日)には、別のテロ集団の拠点アパートから
即席爆破装置、5キロ強の硝酸アンモニウムが押収されとります。

シリアやチェチェン国籍を持つ12名の容疑者のうち、
何名かはISILの実践に参加していた経歴を持つらしい。

ちなみに　

在ロシア大使館領事部 「安全上のお知らせにより」 によると
 10月13日、「ISILは、シリア領内への空爆を続けるロシアを攻撃するのは妥当である
との音声声明を発表」 したとのこと。

もちろんロシアは、9月30日にシリアでの空爆を開始するにあたって
報復テロの可能性はばっちり想定してるでしょうし

今後も、連邦保安庁(FSB)、内務省を中心とした掃討作戦は強化されると思われます。


たぶん、今回のオウム摘発は、
こうした一連の掃討作戦の単なるおまけとしてついてきたんじゃないかな、

と 個人的には思うんだな。

なんとなく。



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