2015年10月14日水曜日

イワン VS ヒトラー


もう、これは語らずにはおれん!


前回の続きなんですけどね


昨日、イワン茶でロシアン客人をもてなしたところ、


抗酸化がさあ( `Λ ')b  とドヤ顔の私に


あのね、これはただの健康茶じゃないんだよ。

レニングラード攻防戦のときに、ヒトラーはね、

ロシア人の力の源を絶つために、

わざわざイワンチャイ製茶工場を 破壊したくらいなんだよ。

ま、そのことを知らないロシア人がほとんどだけどね ( `Λ ')b


と、ドヤ顔返しをくらいました。



またまたまた~

わたしを担ごうとしてもそうは問屋が卸さんに~。


というわけで、こんなサイトを発見しました。

http://pandoraopen.ru/2015-01-09/pochemu-gitler-unichtozhil-fabriku-ivan-chaya/


ロシア語ができる方は是非原文でご一読ください。


でもね、 えらい構成の悪い記事なんだわ。キッパリ

時間軸、語りがシャッフルされていて、パルプフィクション張りのオムニバスになっとる。



知りたいとこだけつまむとこんな感じ ↓ (長文ご容赦)


19世紀、イワン茶はイギリス、デンマーク等に輸出されており、
中国やインドがイギリスの植民地になる前まではロシアの輸出主力品目であった。

しかし、19世紀末、イワン茶の人気に脅威を感じた東インド会社はあれこれ風評を広め、
結果、イワン茶の生産地、レニングラード州コポーリエ製茶工場は風評被害により倒産。


アヘン戦争といい、ろくなことせんな、この会社は。  ┐(´ー`)┌  ヤレヤレ


その後

20世紀初頭、高名なチベット医学専門家だったバドマエフ氏が高級茶室サロンを開設、
イワンチャイをベースにした薬酒や煎じ薬を
ロシア皇帝やラスプーチン、欧州の王侯貴族といったVIPに処方し始める。


不死不老を謳ったイワン茶の人気が復活したため、業を煮やしたイギリスは
レーニンに袖の下を渡し (マジですか!)、
当時すでに109歳だった(マジですか!) バドマエフ氏を政治犯として逮捕、拘留させました。

さらに ラボスタッフは全員射殺、調合指図書は永遠に闇に葬られてしまいました。。。


しかし


その後、ボリシェビキは悟ったわけです。

なんてこった!

国家安泰のためには、健康な国民、頑強な赤軍兵士が何よりも必要じゃないか。


こうして、コポーリエ製茶工場は、第二次世界大戦前夜、
あの粛清執行人ラベレンチー・ベリヤの指示により、
赤軍兵士の滋養強壮飲料を開発するラボとして再建されたのです。


コードネームは「命の川」 


1941年、ナチスドイツはバルバロッサ作戦を開始、北方軍集団は急進撃でレニングラードへ迫る。


ところが

市内への砲撃が開始されようとした正にそのとき、ヒトラー
なにを思ったか、装甲集団をコポーリエに方向転換させ、当該ラボを強襲させたのです!


イワンチャイ(ヤナギラン)の畑は装甲車によって蹂躙され。。。


ラボスタッフは全員射殺、調合指図書は永遠に闇に葬られてしまいました (またですか!)。



ヒトラーをそれほどまでに震撼させた

イワンチャイ、おそるべし




あー疲れた。

今日はガチで取り組んじゃった。


以上。




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3 件のコメント:

  1. イワン茶飲んでみたい~♪(^o^)

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  2. 次回のご訪莫をお待ちしております。
    ご当地うまうまセットに追加しておきます~。

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    返信
    1. やったあ~!ありがとうございます♪ TK

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